購入してから半年たったので、購入目的でもあった血中酸素トラッキング機能を中心にレビューをしたいと思います。ガーミン(GARMIN)のウェアラブルウォッチであるvivosmart 4を選んだ理由はいくつかあります。
- 血中酸素飽和濃度が測定できる
- 睡眠がモニターできる
- 最低でも5日間はバッテリーがもつ
- 常に着けていられる身軽さ
- できれば腕時計と一緒に使える
以上の条件をほぼ満たしたのがvivosmart 4でした。
vivosmart 4 とは
仕様
メーカー:GARMIN(ガーミン)
名称:ウェアラブル端末 Lサイズ vivosmart 4 Black Slate
型番:0100199563
特徴
- スタイリッシュでスマートデザイン
- 先進の睡眠モニター
- 体のエネルギー量をモニタリング
- ストレスレベル計測
- 血中酸素トラッキング
- アクティブな生活を記録
- ワークアウトを記録
- 日常のフィットネスと健康状態のモニタリング
5か月間使ってみました
スタイリッシュでスマートデザイン
私が購入条件にあげた以下の2点に関しては問題なくクリアしています。
- 常に着けていられる身軽さ
- できれば腕時計と一緒に使える
このような使い方をする場合はバンドサイズがLサイズ(色は黒のみ)一択になってしまうので注意してください。Lサイズとはいえ本体サイズはかわらないので、このサイズ感なら一日中、特に夜寝ている時にも違和感を感じません。
- 最低でも5日間はバッテリーがもつ
これに関してもクリアしており、充電しなくてもぎりぎり7日間は使えます。
血中酸素トラッキング
今回一番重要視した点です。画面のタップ操作でいつでもその時の血中酸素飽和濃度が測定できます。ただ、この機種は測定値をスマホのアプリに記録することはできません。ちょっと残念なところでしょうか。(後述の睡眠時の血中酸素トラッキングはアプリで見ることができます)
30秒ぐらいで写真のように結果が表示されます。さすがに指先で測る医療用のものと比べると値が低めにでます。ばらつきも若干あるようです。2%~5%低めにでるといったところでしょうか。同時に医療用でも測ってみました。
vivosmart 4 は5%低いということがわかります。メーカーでも以下の注意書きがあります。
医療目的で使用されることを意図するものではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用することを目的とするものです。本機能は自己診断又は医師への相談をはじめとする医学的な使用を意図するものではなく、疾病の治療、診断、予防を目的とした医療機器ではありません。
低く値が出るということさえわかっていてあくまでも参考値として利用するならば問題なく使えると思われます。例えば激しい運動直後に測定すると85%とかになり、息苦しさと比例して?ちゃんと低い値が表示されますのでフィットネスとウェルネスで使う目的としては十分機能していると思います。
睡眠モニター
寝る前の2時間ぐらい前から着けていれば就寝から起床まですべて自動で測定してくれます。
睡眠時間、深い・浅い・レム・覚醒とグラフ化、時間推移で見ることができます。なかなか優秀ですね。
睡眠時間の真ん中らへんの4時間の血中酸素トラッキングも自動でしてくれます。睡眠中の血中酸素飽和濃度が低いといわゆる無呼吸症候群が疑われます。医療用機器ではないのであくまでも参考ですし、睡眠時にうまく測定できないこともあるので本当に参考程度で考えてください。
睡眠時血中酸素 94%平均 となってますね。測定4時間の血中酸素タイムラインも表示されています。極端に90%を切っているのは測定ミスでしょうか。
7日間の推移も見ることができます。
ストレスレベル計測
HRV (各心拍間の間隔)を追跡することで、vívosmart 4はストレスレベルを計測して表示します。
という機能があります。最初はあまり信用していなかったのですが、車の運転なのでヒヤリとしたりした時など緊張したときに写真のようにアラートがでます。
このあと深呼吸をして落ち着きなさいと、深呼吸のフェーズになります。(もちろん、拒否もできます)うまくストレスレベルチェックが機能しているようですね。
その他
通常の生活で散歩などを始めると1kmぐらいで自動でアクションを記録し始めます。また、私はiPhoneですがスマホ連携も問題なく動いています。電話の着信・誰からかとか、メッセージやメール・最初の内容などもvivosmart 4 で知ることができるので便利です。
まとめ
私の購入条件を満たしていた vivosmart 4 の紹介をしました。今のところ大きな欠点・問題点などはありません。あえて言えば、血中酸素トラッキングが運動中に使えない、Lサイズは黒しかないなどでしょうか。私的には2021年買ってよかったベスト3の中に入っています。
以前は
写真の時計タイプのfēnix 3J Sapphire HRを使ったことがありました。GPSも付いていてかなり高機能(オーバースペック?)のものでしたが、バッテリーが持たない、普通の腕時計と共存できない、iPhoneとの連携には制限があるなど使い勝手が悪かったのを覚えています。
最後に vivosmart 4 は次のような人におすすめです。
- 軽くさりげなく身に着けたい人、もしくは腕時計と共存したい人
- 就寝時も身に着けて、寝ている時の血中酸素を知りたい人
- 24時間、日々の健康、フィットネス・ウェルネスを管理したい人
- コストパフォーマンスを求める人
実は最後のコストパフォーマンスに関して、性能はそこそこでお値段が安いということは重要ではないか!と思っています。毎日身に着け、さらに激しい運動にも使うので、消耗品と言っていいのでは?と私は考えています。だから、コストパフォーマンスは実は最重要ではないかと…