実家の整理をしていたら古いブラウン管のテレビ2台と使われていない液晶テレビが出てきました。買い替えというわけでもないので家電量販店に頼まずに自分で処分することにしました。テレビは普通の家電とは違ってごみ収集や粗大ごみとして捨てるわけにはいきません。そこで、一番安く自分で処分するためにはどうすればよいのかを調べました。
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)とは
経済産業省は環境問題を克服し、持続的に経済発展を続けていくために、
廃棄物の発生抑制(リデュース)、部品等の再利用(リユース)、使用済み製品等の原材料としての再利用(リサイクル)のいわゆる「3R(スリー・アール)」を推進している。その施策として以下の3つを行っている。
- 家電リサイクル
- パソコンリサイクル
- 小型2次電池リサイクル
今回はテレビなので家電リサイクルに該当しますね。
家電リサイクル法とは
一般家庭や事務所から排出された家電製品(エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。
家電リサイクルの仕組み
実際には以下の団体が取りまとめを行っています。
一般財団法人家電製品協会のサイトに行くと詳しい説明がなされています。
RKC 一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター
「お近くの指定取引場所へご自分で持ち込む場合」というところを参照すれば、やり方が一通り書いてあります。それをもとに自分でも実際に持ち込み処分をやってみました。
持ち込み処分の手順
郵便局に置いてある家電リサイクル券に製造業者コード、品目・料金区分コード、リサイクル料金を書き込みます
あとは普通の振り込みと同じで窓口でリサイクル料金を支払います
ATMでもできるようですが、窓口の方が結局は面倒な作業を郵便局員がやってくださるので楽です
振込手数料は203円でした(注意:2022年1月17日から現金かゆうちょカードかで振込手数料がかわります!)
まとめ
今回古いテレビを3台ほど処分したのですが、メーカーが販売しているものと輸入代理店が販売している物とではリサイクル料金が違うことを発見しました。基本概念としてメーカーがリサイクル処理を責任をもってするということから、輸入代理店経由の場合は海外のメーカーに処理を依頼する(もしくは、国内メーカーに依頼する)ため、リサイクル料金が高くなるようです。国内メーカーの50インチのプラズマテレビより、輸入代理店販売の16インチ液晶テレビの方が730円高いです。
ある程度時間に余裕があり、安く処分したい方は自分でやってみるのはいかがでしょうか。