Edifier W260NC
コストパフォーマンスの高い音響製品を作り続けているメーカーEdifier(Edifier Japan 公式 | ヘッドホン、イヤホン、スピーカー)から、新しいワイヤレスイヤホンが発売されました。価格は1万円ちょっとでロスレスコーデックLDACに対応したノイズキャンセリング・ワイヤレスイヤホンです。
本体と付属品
今回購入した本体の色はアイボリーホワイトです。他にダークブルーがあります。付属品は大きさの違うイヤーパッド(大と小)、TypeCの充電ケーブル、取扱説明書です。
ケースはプラスティック製ですが革しぼりのような加工がしてあり、見た目も良く、持っても滑りにくくなっています。充電には5V2Aの出力のUSB充電器が必要になります。
特徴
【Hi-Res認証】日本オーディオ協会からハイレゾワイヤレス認証を取得。Hi-Res認証により、音楽の細部までクリアに再現され96kHzのサンプリングレートと24ビット表現。さらに、LDACコーデックに対応。
【-45dBのアクティブノイズキャンセリング】ハイブリッド・アクティブ・ノイズキャンセレーション(ANC)技術を搭載。
高ノイズキャンセリング、低ノイズキャンセリング、風切り低減モード、外音取り込みモードなど
【同軸デュアルダイナミック型ドライバー】ダイナミックドライバーを同軸上に2基配置。中低音域を担当する10mmダイナミックドライバーと、高音域を担当する6mmダイナミックドライバーで構成。
【計6基マイク/AI通話ノイズリダクション】左右のイヤホンには各3基の高性能マイクを搭載、AIが周辺のノイズを除去しながら人の声を大きく伝送することで、あなたの音声がよりクリアに相手に届きます。
【最大2台を同時接続が可能】マルチポイント接続に対応しており、iOS、Android、PCなどのデバイスと最大2台を同時接続できます。スマートフォンで音楽、PCでWEB会議など、ペアリングを繰り返す煩わしさから解放されます。スムーズな切り替えで音楽や通話を楽しめます。
【専用アプリ】専用アプリ「Edifier ConneX」によって、豊富な機能をカスタマイズでき、音質とノイキャンの調整が自由自在。
アプリ・使い勝手
EdifierのアプリがEdifier ConnectからEdifier ConneXに変更になりました。アプリを使うと細かい調整やダブル・トリプルタップ操作項目の変更が可能です。
アプリのトップ画面
ノイズキャンセリング、イコライザー、ゲームモードの3つの変更がすぐにできます。例えばイコライザーをタップすると、標準、ポップ、クラシック、ロックの4つから選択できます。
トップ画面の右上の歯車をタップすると細かい設定画面へ
タッチコントロールの変更 ダブル・トリプルタップの操作変更が可能です。
上の画面は、左イヤホンをダブルタップでサウンドコントロール(ノイズキャンセリング)をどのように変更するかを細かく設定しています。高ノイズキャンセリングと外部取り込みの2つのモードを切り替えできるように設定している画面です。
このように自分が使いやすいようにタッチコントロール操作をカスタマイズが可能なところは良くできています。
音質
今回は、AQUOS sense6に接続して、Amazon Musicで音を再生しました。
【参考】
デフォルト設定ではLDACは無効になっていました。
AQUOS sense6のオーディオコーデックは48kHz, 24bitが最高ビットレートですが、このワイヤレスイヤホンはデュアルドライバーのために高音は切れがあり、低音は癖のないしっとりした音を奏でています。
風切り音の低減は特筆もの
風の強い日に、ノイズキャンセリングの一つのモードである風切り音の低減を試してみました。効果は絶大でした。他の機種のノイズキャンセリングは性能の良いものほど風切り音が酷いものがあります。W260NCは風の強い日でも問題なく外で使うことができます。
1万円ちょっとで、この機能・音質ならば最高のコストパフォーマンスではないでしょうか。