ゴールデンジュースとは
NHKの番組トリセツショーで「肉」のトリセツの回を見ました。特に私に刺さったのはステーキのゴールデンジュース!
アメリカでは結構知られているものだそうです。日本ではすき焼きのような薄い肉が広まったために、ゴールデンジュースなるものに着目されてきませんでした。それに、和牛が美味しいからという理由もあったからかもしれませんね。
牛肉の赤身肉には、アブラが肉汁の10分の1なのに、うまみ成分が7倍!のゴールデンジュースが調理方法によってできるそうです。その調理法は50~70℃の温度の時にのみ筋肉細胞の間にとどまるうま味成分を生かすことです。要は今流行の低温調理ですね。この回では、ステーキをフライパンでうまく低温調理できないかのトリセツです。
実践してみました
厚さ2cmの赤身ステーキ肉を用意しました。
基本は、弱火で片面1分半ごとに返して8分焼いて、そのごアルミホイルで8分間休ませるです。(厚さ2cmの場合です)この焼き方によって、肉の内部の温度が70℃以上にならないようにしています。
さてさて、どのように焼けたでしょうか。切って断面を見てみましょう。
こんな感じです。右側の断面を見るとゴールデンジュースが垂れているのがわかります。これです、これがゴールデンジュースです。確かに、牛肉のうま味がとても良く感じられました。
分厚い赤身の牛肉が手に入った時は是非この焼き方を試してください。おすすめです。