AQUOS sense6
型番:SH-M19
詳細スペックはここを参照してください。
サイトのスペックには上記のロゴが載っています。ただ、Hi-Resと言ってもどこまでのビットレートをサポートしているかは説明がありません。そこで実際にHi-Resオーディオを実際に再生してその能力をチェックしました。
Hi-Res オーディオ
オーディオ再生環境
Hi-Res オーディオの音源と再生チェックには Amazon Music Unlimited を契約して Amazon Music アプリを利用しています。有料ではありますが、CD音質以上で楽曲がほぼ聴き放題になりますし、アプリの使い勝手も納得のいけるものだと思います。
特にAmazon Prime会員ならば以下の料金になりますのでおすすめです。
使い方はスマートフォンに Amazon Music アプリをインストールして Amazon Music Unlimited を契約しているアカウントでログインすれば自動的にHi-Resで楽曲が聴けるようになります。
Hi-Resで確実に再生されるように以下のように Amazon Music アプリの設定は確認しておきましょう。
アプリの[右上の歯車]赤枠①をタップ、ポップアップメニューから赤枠②の[設定]をタップすると以下のような画面になります。
再生という項目で[ストリーミング設定]をさらにタップして細かい設定をしていきます。
接続先がWIFIかモバイルデータかでそれぞれの音質を設定します。音質が良いほどデータ通信量が増えますので気を付けてください。
- HD(16bit, 44.1KHz)4分の楽曲:41.3MByte
- Ultra HD(24bit, 48KHzの場合)4分の楽曲:67.5MByte
目安としては、ULTRA HDの曲を1時間聴くと1GB前後の通信量が発生します。
外出時データ通信量を減らしたいときは[標準]もしくは[データ通信節約]を選ぶといいです。私はWIFI接続では必ず[HD/Ultra HD]で聴けるように、モバイルデータ接続でも[利用可能な最高音質]に設定して音質最優先にしています。
試しにわざと[ストリーミング設定]を[標準]にしてテストしてみます。
例えば、松任谷由実の「DESTINY」という楽曲のスクリーンショットは上のようになり、真ん中あたりに ULTRA HD という表記があるのがわかると思います。ただ、これは音源が ULTRA HD であるというだけで実際Hi-Resで再生できているとは限りません。ここでさらにこの[ULTRA HD]をタップすると以下のように音源のフォーマット、デバイス内でのフォーマット、出力のフォーマット(さらに、出力先)が表示されます。
上のスクリーンショットから以下がわかります。
- 楽曲の品質は Ultra HD でフォーマットは24bit/96KHz
- デバイスはSH-M19で、そこでのフォーマットは標準音質
- 出力は内蔵(組み込み)スピーカーでフォーマットは標準音質
つまり、音源は Ultra HD だが標準音質でストリーミングされており、標準音質で内蔵スピーカーから再生されるということが一目瞭然です。Hi-Resで再生したい場合は[ストリーミング設定]を[HD/Ultra HD]にすればO.K.です。はなかなか賢いアプリだと思います。有料でも納得感のある機能ではないでしょうか。この機能は Amazon Music Unlimited を契約しないと使えません。まだ使ったことがない方は無料体験もあるので契約してみてはいかがでしょうか。
Hi-Res再生性能チェック
実際に、AQUOS sense6 自体のHi-Res再生能力をチェックしていきましょう。以下のように3種類のビットレート(オーディオ品質)をチェックしてみました。
楽曲の音源フォーマットが[24bit, 44.1KHz]、[24bit, 96KHz]、[24bit, 192KHz]の3種類を見比べると、デバイスのところが上限48KHzであることがわかります。つまり、AQUOS sense6 では[24bit, 48KHz]のオーディオ品質までそのまま素直に再生できる能力があるということがわかります。
まとめ
Amazon Music アプリの機能を使って AQUOS sense6 のHi-Res AUDIO再生機能をチェックしてみました。結論として、ビットレート(オーディオ品質)[24bit, 48KHz]のフォーマットまではネイティブに直接再生する能力があることがわかりました。
参考
AQUOS sense6 に外付けDACをつなげて24bit/96KHz再生をしてみました。