かっクンのブログ

日々の徒然日記 ガジェット好き集まれ!

IPv6 ホームゲートウェイのQNAP外部からアクセスするための設定

ホームゲートウェイ交換

 長年使っていたホームゲートウェイが熱で黄色く変色してきたので交換しました。

黄色く変色した古いホームゲートウェイ

新しくなったホームゲートウェイ

 フレッツ光を使っているのですが、少しでも回線混雑を避けるためにIPv6「IPoE IPv4 over IPv6通信」)にしているため電源を投入するだけで自動で接続が完了します。

 ただし、「IPoE IPv4 over IPv6通信」にはデメリットもありポート開放できる番号に制限があります。このためQNAPなどのファイルサーバーに外部からアクセスできるようにするためには、接続ポート番号を変更する必要があります。

QNAP外部アクセス設定

 このままデフォルト設定ではQNAPへは外部からアクセスできないので、ポート開放できる番号を調べて、その番号を開放し、公開したいQNAPにそのポート番号を設定します。

ホームゲートウェイの設定

http://ntt.setup:8888/t/

でホームゲートウェイIPv4設定の画面を開く。

 「IPv4設定」をクリックして次の画面へ。

 赤枠の番号のみが外からアクセスできるポート番号になります。今回は8144のポート番号を使う例で説明していきます。

 上記画面で「静的NAPT設定」をクリックして次の画面へ。

対象プロトコルTCP

公開対象ポート:8144

宛先アドレス:公開したいQNAPのIPアドレス

宛先ポート:8144

 公開対象ポートと宛先ポートの番号は一致させてください。

QNAPの設定

 QNAPのコントロールパネルから以下のようにシステムポート番号を設定します。

 これで、外部からQfileアプリなどからQNAPへアクセスが可能になります。

まとめ

 今回はQNAPなどのホームサーバーを「IPoE IPv4 over IPv6通信」環境で外部からアクセスできるようにする方法を解説しました。